一戸建てを建築するとかなりの費用が掛かってくるのが修繕費です。
修繕費を減らそうとすると候補の一つに上がってくるのが目地なしサイディングです。
修繕費に占める割合に足場の組み立てが入ってきます。
足場を組む回数を減らせればそれだけで修繕費用を下げることができます。
目地は、10年程度で劣化し、それを修繕するために足場を組む必要があります。
目地だけの修繕であれば、足場代の方が高くなるでしょう。
このため目地なしサイディングを検討する方も多いと思います。
この目地なしサイディングについて欠点がいくつかあるようです。
基本的には、高いということがあります。
それでも修繕費を考慮すると確実に元は取れます。
それ以外に、地震が起こった時に現れる欠点があります。
強い揺れの場合、サイディングがずれるそうです。
目地がないため、壁と接着しているのは、金具の部分のみとなります。
金具とサイディングもねじ等で強固に接着するわけではなく挟むものとなります。
そのため動くことができます。
これが地震時に動いてしまい補修が必要となる場合があります。
現状ですと30年保証の目地も出てきております。
私が使用しているのは、ニチハのプラチナコートです。
条件は、いろいろありますが、目地なしを検討する場合は、このようなものと見比べてみるのもいいかと思います。
ケイミューでも同様の製品は出ております。
スーパーKMEWシールというそうです。
どちらにせよ、30年程度たてばサイディング、屋根など大幅に修繕が必要となり、足場は絶対に必要となりますので、その際にシーリングを直すのは大した金額上昇にはなりません。
このようなことも考慮して目地なしサイディングか、目地ありかを選択していただければと思います。
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