害虫の季節になりました…
寝ているときに蚊に悩まされます。
どこから入ってくるからわからない虫…
特に寝ている間に飛んでくる蚊は、いやですよね…
虫は、かなり小さい穴でも入ってきます。
気密が取れているということは、隙間が少ないということです。
気密が取れていないと虫が入りやすい穴があるということになります。
昔の日本家屋では、蚊帳あっても網戸はありませんでした。
昔の日本家屋では、隙間だらけであり網戸をつけてもどこから入ってくるため蚊帳が効果的でした。
現在の家では、昔の家屋ほど隙間がありませんので、網戸でもそれなりに効果的です。
でもよく見ると、窓の隙間があったり、網戸も通り抜けてしまう虫がいたりと完ぺきではありません。
それに、気密テープ等で気密をしていないのであれば、板との隙間でも虫が入られてしまいます。
黒いGなどは、1mm程度の隙間があれば入られてしまいます。
理論上気密が0であれば、害虫が入ってくることはありません。
さすがに、0はかなり厳しいですが、気密が良ければよいほど害虫が入ってくる隙間が減ります。
もちろん、気密が良くても一か所集中して気密が劣化しているよう大きな穴があれば入ってきてしまいますが、あちこちにあるよりも確率は大幅に減ります。
よって、害虫を入れないという意味合いでも気密は大切になってきます。
中気密がいいと言っている人もいるようですが、害虫を侵入させないという面では、明らかに気密が高いほうがいいです。
また、高気密を組み合わせて、全館冷暖房にすることにより窓の開け閉めを減らす、網戸にする時間を減らすことにより侵入する機会を減らすこともできます。
もちろん、完全に引きこもりをすることは不可能なので、玄関の開け閉めに気を使う必要がありますが、高気密高断熱住宅は害虫に悩まされる確率を大幅に減らすことができます。
さらに、気密が高いことにより蚊取り線香などの効果も高まります。
このようなことから、気密を上げることのメリットとして害虫対策という面でもある程度効果的です。
もちろん、費用対効果では微妙ですので、害虫対策をメインに高気密化するのはお勧めできませんが…
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