高気密高断熱住宅は一度熱が入ると逃げ出しません。
冬は、ぷらすの要素となりますが、夏は逆効果です。
ただし、夏に合わせ窓を遮熱窓を使うと冬の日射取得ができずに暖房費が増加します。
また、庇でカバーするにも限度があります。
3月の春分の日には、まだ肌寒いので熱を取得したい時期ですが、9月の秋分の日には大抵残暑が厳しく熱を取得したくない時期です。
両方を庇でカバーするのは無理があります。
そこで活躍するのがシェードになります。
シェードを使用すると70~90%近く熱を遮断してくれます。
人の手が介在するので、寒いときには上げて、暑いときには下げることができます。
また、遮熱窓よりも熱を流入させないので、省エネ効果も高くなります。
暗くなることを懸念する人も多いかもしれませんが、我が家のシェードを下した時の写真を載せます。
内側から
外側から
撮影日が違いますが参考にはなるかと思います。
結構明るくて昼間の電灯は必要ないです。
ただし、二階以上の窓になると足場がないと取り付けられないので、設計段階から取り付けることを支持しないと後付けができなくなります。
また、外開きの窓を使うことができないので、引き違いかまたは内開きの窓にする必要があるのも注意点になります。
気密を上げるために外開きの滑り出し窓を多用すると取り付けられないことがあるのでこちらも注意が必要です。
コメント