住宅ローンを借りた後にやっておくことがあります。
それは、生命保険の契約です。
いくつかパターンがありますのでまとめておきます。
1.夫が全額住宅ローンを借りた場合
夫が死亡した場合は、団信で住宅ローンがなくなり、国の保証も充実しているため、妻が働くことを考えると夫側の生命保険はほとんど必要ありません。
子供が小さい場合は、学費のことを考え掛け捨てで一人頭500万程度かけておけばいいのではと私は思います。
見落としがちなのが妻の生命保険です。
私も途中まで完全に見落としておりました。
特に共働きの場合で子供が小さい場合、妻が死亡すると結構大変なことになります。
時間外、土日出勤、単身赴任、長期の出張などが難しくなります。
日本では、どうしても男性の方が給料がよい場合が多く労働時間も男性側が多い傾向があります。
この状態で就業に制約がでると収入がかなり減ります。
このため妻の死亡時には、最低でも収入保障保険で子供が大きくなる(18歳程度)まで払えるようにするものプラス、子供一人当たり500万以上の保険が必要となります。
また、国の保証等も夫が死亡した場合よりも妻が死亡した場合の方が少なくなります。妻死亡の場合は条件によりますが、遺族厚生年金が出ない場合が多いです。
よって、生命保険は妻が死亡した場合は結構な額をかけておかないと危ないです。
2.ペアローンの場合
こちらは、片方がなくなった場合に住宅ローンがなくなるように組んでおくのがよいです。
例として、夫婦で2500万円×2で借りた場合お互いに2500万円の保険を掛けるイメージです。
ただし、お互いの年収や貯蓄額にもよりますが、夫が全額住宅ローンを借りた場合と同様に妻側を少し多めにかけておく必要があると思います。
3.妻がが全額住宅ローンを借りた場合
基本的に1の場合の反対になります。
ただし、夫が専業主夫の場合は、妻側に少し多めに生命保険をかけておく必要があるかと思います。
夫の生命保険は、収入保障保険で子供が大きくなる(18歳程度)まででいいのかと思います。
各家庭で生活様式が変わりますのでFP等に相談すると一番いい方法が見つかると思います。
ネット記事等では、団信に加入するので生命保険を減らしましょうという記事はよく見かけますが、借りてない方についての記事をあまり見かけません。
よくはないですが、団信のため借りている方がなくなる場合は結構どうにでもなりますが、借りてない方がなくなった場合対策をして行いとかなり厳しくなることが考えられますので忘れないようにしましょう。
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