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2021年12月、2022年1月の電気代に値上がりに注意

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お越しくださいましてありがとうございます。最初にこちらを一読願います。ブログの目的とリンク集となっております。

今年も電気を多く使用する時期が近付いております。

暖房需要は、冷房需要よりも多いため家計に響く確率が高くなります。

2020年12月、2021年1月は、近年まれにみる冷え込みとなりJEPX料金が跳ね上がる、発電用LNGの枯渇等いろいろ騒がれました。

冷え込みにより実際に暖房需要で使用量が増え、そのために電気代が多くなった人も多いでしょう。

そのため、昨年の値段が高かったとイメージしている方も多いかと思います。

ただし、実際には、昨年度の電気料金は、異常に安くなっておりました。

今年も昨年同様の冷え込みが予想されておりますので、昨年と同様に使用するととんでもない電気料金が請求される可能性があります。

電気料金の仕組み

電気料金の請求形態には、一般家庭向けには大まかに分けて以下の4種類があります。

・定額電灯

・従量電灯

・時間帯及び季時別電灯

・市場連動

まず、定額電灯です。

これで、契約している人は非常に少ないかと思いますが、小型の電気温水器や街頭などでメータがなく機器の容量のみで電力料金が毎月一定額かかるものです。全量太陽光などをしていると契約している方もいるかもしれません。

次に従量電灯です。

基本的に、「基本料金+使用量に応じて三段階の料金 +燃料調整費+再エネ賦課金+消費税」となっております。

次に、時間帯及び季時別電灯 です。

こちらは、時間や季節によって複数の料金形態があり、使う時間帯の料金が変わるものです。

基本的に、 「基本料金+(使用電力量×時間帯料金1+ 使用電力量×時間帯料金2・・・) +燃料調整費+再エネ賦課金+消費税」 となっております。

最後に、市場連動です。

こちらは、「JEPXで取引された時価+託送料+電力会社手数料+再エネ賦課金」で構成されております。

昨シーズンは、 JEPXで取引された時価が異常に高くなってしまいマスコミ等でかなり騒がれました。最大が、1kWhあたり200円となりました。

現状、こちらで契約している方は非常に少ないでしょう。

今回問題となるのは、 従量電、 時間帯及び季時別電灯です。

新電力で契約していても燃料調整費は、旧一電(東京電力等)の値を参照しています。

基本的な契約を交わしているので、電力料金は変わらないと思っている方もいるかお思いますが、 燃料調整費は、毎月、再エネ賦課金毎年変更となります。

今年は、 燃料調整費が昨シーズンと比べてだいぶ高くなっております。

燃料調整費が昨シーズンが原油安によりに低くなっております。

燃料調整費は、過去の値を参照しているため半年程度価格に反映されるのが遅れます。

昨シーズンは、シーズン中の原油やLNGの値段は高かったものの過去がかなり安くなっていたため結果として安い電気を手に入れられました。

今年は、ニュース等で話が出ておりますが、原油やLNGがだいぶ値上がりしております。

そのため、燃料調整費がだいぶ高くなっております。

以下は、東京電力管内の値となりますが、

2020年12月 -5.01円/kWh

2021年12月 -1.09円/kWh

となっており、実質4円程度値上がりしております。

https://www.tepco.co.jp/ep/private/fuelcost2/pdf/list_202112.pdf

また、再エネ賦課金もわずかですが上がっております。

2020年度 2.98円/kWh

2021年度 3.36円/kWh

こちらには、もれなく消費税もかかってきますので、実際に昨年に比べ値上がりは、

(((-1.09)-(-5.01))+(3.36-2.98))×1.1=4.73円の値上がりとなります。

昨年一か月の使用量が、500kWh程度の方ですと2,365円も値上がりします。

電気料金形態が様々なので一概には言えませんが、最低でも1~2割程度値上がりを覚悟しておく必要があります。

ちなみに我が家は、1月の使用量が1,000kWhを少し超えたところなので1月も同様の燃料長世古で推移すると5,000円程度上がりますね…

とはいえ、我が家では新電力へ移行しだいぶ電気代自体が訳すなっているので、節電などを特段する予定はございません。

新電力へ移行するには、数週間かかりますので電気料金が心配な方はよく見積もりをしてからですが、早めに移行したほうがよいでしょう。

基本的なプランは、新電力の方が安いです。(電化上手などを除く)

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