高気密高断熱住宅で網戸はどうしているでしょうか?
一部オプションとしている住宅メーカーもあるようです。
我が家は、網戸を取り付けております。
使用するのは、年に10日~20日程度かなと思います。
実際に高気密高断熱住宅にすると窓をほとんど開けません。
春は、花粉がありますし窓を開けていた気持ちのいい時期というのも実際に短いです。
また、窓を開けることにより埃が入ってきてしまうので、掃除が大変になるということもあり、網戸は不要という意見もあります。
私は、どちらかというとつけられるのであれば、つけておいた方がいいかなという感じです。
まず、つけるメリットとして
①外の空気を入れることができる。
②災害時の対策
となります。
①は、セットで風通りも計算して間取りをある程度考慮しておく必要があります。たかが数日とはいえ、外の空気を入れるのは気持ちのいいものです。また、高断熱高気密住宅は、どうしても熱がこもりやすいため、エアコンの機器をよくするうえでも熱を逃がすことができるのはメリットとなります。
②は、災害などで長期に停電となった時に、換気するためとなります。高気密高断熱住宅でのとくには夏は、エアコンがついていれば快適ですが、エアコンが止まってしまうと蒸し風呂になります。また、換気も止まってしまうため換気する必要が出てきます。そのためには、つけておいた方が無難でしょう。
逆にデメリットです。
①掃除をしなければいけない。
②冬の日射取得の妨げとなる。
①は、網のためほこりがつきやすい構造となっております。ここに、カビなどもついてしまい定期的に洗わないと網戸を通した空気は非常に汚れたものとなる危険性があります。特に、引き違い窓のように年中外にある網戸はよくないですね…
②は、特に引き違い窓となりますが、ガラスの外に網がきます。このため日射取得の妨げになります。
理想としては、外にある網戸は、11月等にきれいに洗い網戸を取り外しておくのがいいでしょう。ただし、いまの網戸は、結構しっかりと止められているので外すのが一苦労です。
この辺りを考慮して、特に災害時のことを想定してつけておくことをお勧めします。
最初につけるのは、簡単ですが、レール等もない窓に網戸を付けるのは非常に困難になります。
普段の生活では、使用しなくてもいざというときのためにつけておくのがいいというのが私の意見となります。
コメント