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UFO-Eを採用しなかった理由

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耐震 基礎情報

お越しくださいましてありがとうございます。最初にこちらを一読願います。ブログの目的とリンク集となっております。

我が家は、耐震等級3です。

やはり関東で家を建てる以上は、関東大震災を意識して建てます。

また日本に住む以上、地震から逃れることはできません。

そのため、繰り返しの震度7でも住み続けられる家が欲しくて耐震等級3は必須としました。

ただ、熊本地震おいて、耐震等級3の家は、震度7の地震に2度耐えることは証明されましたが、果たして何回の震度7に耐えることができるのでしょうか?

まあ、生きているうちに耐震等級3の家が倒壊するような震度7の繰り返し地震を経験したくないものですが、適切に施工されメンテナンスをした現在の家は100年以上寿命があるようです。

100年以上あると4回程度震度7にあたるかもしません…

そのため、繰り返し地震にも耐えることができるように制振装置を取り付けようと思いました。

この時に候補に挙がったのが、UFO-Eです。

UFO-Eは分散免震で木造住宅の大型地震による倒壊ゼロを目指します|スマーク株式会社

摩擦で地震エネルギー熱に変換することにより建物への影響を減らすようです。

このシステムの最大のメリットは、基礎と上物の間に挟むため1階の揺れから軽減させる効果があるということです。

普通の免振装置は、1階の壁に取り付けるため、1階にはあまり効果がなく主に2階以上の揺れを軽減させる効果となります。

また、基礎パッキンとして使用しますので、壁に取り付ける装置がないということもメリットです。我が家は、耐震等級3をとるため1階の壁はほぼ筋交い入りの耐力壁となってしまいました。そのため、ダンパータイプの制振装置は取り付けることが難しいため候補となりました。

ただ、検討するうえでいくつかのデメリットが気になり採用いたしませんでした。

まず、基礎パッキンの間に入るため揺れた場合基礎と上物にずれが生じます。

高気密高断熱住宅をしている場合、ここに隙間ができると家自体の性能が落ちかねません。説明書等でも隙間は、吹付のウレタンを入れておくようにという指示しかありません。ウレタンは、動けば壊れますし、気密も劣化します。床断熱の場合、お風呂と玄関回りがこのような施工となりせっかくの高気密住宅を台無しにしかねないため採用を諦めました。

 さらに、耐震等級3を取得するため、留め具が太いものが一部採用されております。そうしますと、動く範囲が狭くなるため性能を発揮できるか不明となったことも採用をあきらめた理由です。

上記なような点があるため、高気密高断熱住宅でUFO-Eを採用される場合は、しっかりと使用を確認し、問題ないかを調べる必要があります。

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