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断熱等級4とは

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高気密高断熱 光熱費

お越しくださいましてありがとうございます。最初にこちらを一読願います。ブログの目的とリンク集となっております。

断熱にかかわる基準は、いろいろありますが、有名なところとして断熱等級4、HEAT20があります。

断熱等級4は、もともと2020年4月に義務化される予定でした、業界の反対にあい見送られております。

断熱等級4の仕様

一応今年の2021年4月より説明義務が生じますが、説明するだけで必須ではありません。また、建売は説明義務すらひつようありません。

ただし、大手のハウスメーカの商品は、ほぼすべて対応済みであり特に問題ないと思われます。

気を付けなければならないのが、工務店や設計事務所等で建築する場合です。

対応しておりませんが、特に問題ないですと説明される場合も出てくるかもしれません。

断熱等級4がどのような値であるかというと、6地域でUa値0.87となります。

なお、C値の基準ありません。

とりあえず、袋詰めのグラスウールを適当に詰め込めば対応できます。

気流止めの話は出てきておりますが、気密を測定するわけではありませんので、どの程度効果的にできているか不明です。

なお、気密化よいからと言って気流止めが完璧にできているかは話は別ですが、そもそも気密が取れていないと気流止めの意味がなくなります。

また、Ua値0.87は、外気が氷点下以下となるような日ですと、就寝後エアコンを切ると室温が10度前後まで落ちてきます。

これですと、昭和に建てられた家よりましですが朝起きるのはつらいですね。

また、ここまで落ちるということは、暖房を入れていない部屋はかなり寒くなります。

脱衣所等は別途暖房が必要でしょう。

ヒートショックは、温度差が10度程度あると発症しやすくなるようです。

個別暖房で室温を20度程度にしておき、トイレや脱衣場に暖房を導入しないと寒い日は、10度近くになってしまう場合があります。

断熱等級4では、ヒートショックを軽減するには少々心もとない断熱となります。

また、全館暖房をすると冬では4万ととか5万とか電気代が行くようです。

個別暖房とするのが一般的かとおもいますので、子供が受験等で部屋にこもると電気代も跳ね上がるようになります。

部屋のドアも逐一閉めないといけないので、小さい子供がいるうちはストレスになるでしょう。

なぜか、子供はドアが開いてると閉めて、閉めてると開けます(笑)

さらに、小さい子がいるとわかるかと思いますが、寝相が悪いので布団をかけても朝起きるとどこかに行ってます。

大概布団をかけてません。

このようなときに断熱等級4では、室温が下がってますので風を引きやすくなります。

だらだらと書いてしまいましたが、断熱等級4は、必要最低限であり期待するほど温かい家ではないです。(エネルギーを投入すれば話は別ですが…)

よって、建築する場合は、最低限断熱等級4は必要であり、それも期待していいほどの家ではないということです。

とくに、マンションの角部屋以外の住んでいる方は、間違いなく寒く感じるでしょう。

家を建築する場合は、しっかりと断熱がどのレベルか話を聞きましょう。

家の燃費についてお勧めの動画です。

個人的には、HEAT20G2と日射取得の設計をしないと暖かい家は無理だと思っております。

なお、FPの家のパネルは、6地域で断熱等級4を取得するのにぎりぎりの値となっております。

FPパネルも高いですので、できればグラスウールか、セルロースファイバーの吹込みにした方が値段が下がるうえに、性能も上がります。(吹込み量によりますが)

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