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住宅ローン4(繰り上げ返済)

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ローンとお金 お金の話

お越しくださいましてありがとうございます。最初にこちらを一読願います。ブログの目的とリンク集となっております。

借金しているためお金がたまると繰り上げ返済したくなります。

また、早い時期にした方が効果が大きいため無理してでも返したくなる気持ちは非常にわかります。

ただし、現状の金利で状態で繰り上げ返済はあまりお勧めできません。

まず、借りてから10年間は住宅ローン減税があるため、変動金利で1%を切る値で借りていると返すだけ損になる場合があります。

また、住宅ローン金利は非常に安いです。

車や教育ローンは2%を超え3%程度が一般的です。

住宅ローンを繰り上げ返済して金利の高いローンを借りていたら元も子もありません。

住宅ローンを返済するのを優先し、教育費や老後資金を貯めないのでは全く意味がありません。

さらに、住宅ローンの金利よりも市場で運用した方が明らかに利率がよいためできることなら繰り上げ返済をせずに、そのお金を運用に回した方がよいです。

繰り上げ返済をするには、

・住宅ローン減税が終わっている

・数年分の生活費+住宅ローン返済費用がある

・老後信金の積み立てがある程度見通しが立っている

・子供の教育費の準備が終わっている

・車等の高いものを即金で買えるだけの貯えがある

こちらがすべてそろってから返済するべきだと思います。

今後、急激に金利が上がるようならば繰り上げ返済をすることが選択肢として挙がってきますが現状の金利ではあまりお得ではありません。

親等は、金利が高い時期に借りておりますので早く返せと言われるかもしれませんが、史上最低の金利を維持している現状ではあまりいい選択肢ではありません。

とくに、一番危ないのが、繰り上げ返済直後に失業してしまうことです。

いくら繰り上げ返済を頑張っても銀行は住宅ローンの返済に猶予を与えてくれません。

2階程度返済が滞ると優遇金利も取り消されるので0.5%程度の金利が一気に3%弱になりますます支払いにこまることになります。

さらに、返済が滞ると家を差し押さえれてしまいます。

このような場合繰り上げ返済をせずに貯めておけば数年生活ができたかもしれません。

よって、あまり無理して返済することはお勧めできません。

もう一つのケースが繰り上げ返済後直後に死亡する場合です。

団信で住宅ローンはなくなりますが、繰り上げ返済をしていたため手元の資金が減って残された家族が困る場合があります。

住宅ローンは、借金ですがこんなに安く借りられるローンは、無金利の学生ローン(奨学金ともいう)ぐらいです。

借金という言葉に惑わされずしっかりと返済計画を立てることが重要です。

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