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2020年4月から「FPの家」で建築した約35坪の家に住んでおります。
(本人単身赴任中)
「FPの家」を含めた高気密高断熱住宅を建築した良さ、大変さ注意点を語っていければと思います。
HEMSを取り付けたので、高気密高断熱の光熱費、太陽光発電量を詳細にデータ化していきたいです。
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太陽光のパワーコンディショナー(PCS)とパネルの容量についてどうお考えでしょうか?
ひょっとしてPCS容量=パネルの容量と思っていないでしょうか?
太陽光パネルは、当たり前ですが光が当たらなければ発電しません。
太陽光パネルの容量は、最大出力時の基準条件を「AM1.5、日射強度1,000W/m2、モジュール温度25℃」としております。
AMは、エアマスとよみ太陽光の光がどのように入ってくるかのものとなります。
今回AMの説明は省きますが、ある一定条件での容量となります。
太陽は、ご存じなように常に動いています。
また、季節によっても高さが変わります。
容量で定められている値が出るのは、年間でも数時間から数十時間となります。
要するに、PCS=パネル容量にしてしまうと最大出力を出せるのは年間で考えるとほんと一瞬となります。
同容量だとPCSの能力をフルに使用することができません。
また、パネルは徐々に劣化して発電量が減少します。
私の家は、7kWのパネルにPCS5.5kWで構成しております。
4月から発電して約半年となりますが、1時間5.5kW発電したのは10時間程度でした。
PCSも容量が大きくなるともちろん高くなります。
後ほど詳細データは公開したいと思いますが、PCS=パネル容量では、能力を使いきれないばかりではなく費用も無駄にかかります。
では、どのくらいの容量比がいいかというと、PCS容量にたいして約1.5倍程度ではないかと思っております。
ただし、PCSによっては、接続できる容量に制限がありだいたい1.3倍程度になります。
よって、1.3倍程度がコストバランス的には一番優れていると思います。
この辺りも考慮して太陽光を載せてみてはいかがでしょうか?
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