2021年の太陽光発電のまとめです。
2021年の発電まとめ
一年間で発電量をみると2~4月が多かったことがわかります。
5月が一番高くなるということがよく言われますが、天候次第で結構変わってきます。
太陽光発電は、温度が高くなると効率が悪くなりますので、涼しい4月の方が発電がよかったのでしょう。
また、2021年のGWは、天候が悪かったのも影響したのかもしれません。
9月は、天候が悪かったので、一年間で一番発電が少なかった月となりました。
1月は、日が出ている時間帯は短いのですが、さいたま市では晴れの日が多い時期なのでそれほどまで下がりません。
年間をとおして自家消費率は27%程度でした。
現在までの売り上げ
すべて、金額ベースとなります。
2020年上期が少ないのは、3月末より住み始めたため発電していないためです。
自家消費の金額は、2019年度の平均価格24.8円/1kWhとしております。
売電は、FIT単価の24円を使用しております。
我が家で計算すると昼時が30円前後になりますので、実際は、もう少し高いかもしれませんが、電力切り替え(東京電力EP従量電灯B→スマートライフプラン→HIS電気)を行っていたり、時間帯、季節によって料金が変わるなどあるため実際の金額を出すのは、難しいため平均値を用いております。
さらに、厳密にやると燃料調整費や再エネ賦課金まで計算するようでさすがにめんどくさいです。w
上記の計算で行うと2021年は、売電(HEMSデータ):171,513円、自家消費:65,801円となり、合計:237,314円となります。
実際の工事費に約140万かかってますので、7年で回収できる計算となります。
現在までに408,882円となっておりますので、40万円/140万円で計算すると3割弱程度回収できていることになります。
実際に補助金(グリーン化事業)で160万程度出てますので、すでに太陽光の発電は回収できているようなものですが、補助金がなくてもFITのみででもなかなかいい投資のようです。
現状、FIT単価が下がって生きており太陽光パネルの値上がりなどもありますが、ZHEの補助金等を活用していけばまだまだ回収可能なラインです。
実際のデータを見ると、関東では、日がしっかりと当たることが条件になりますが太陽光発電はつけるべしという結論になりますね。
もちろん、工事費が異常に高いものは除く必要がありますが…
コメント
発電額の計算式
自家消費中は売電中で電力会社から電力を購入していません。自家発電所から売電単価で電力
を購入しています。(購入代金は自家発電所に支払いますが、それは自分の収入になるので
相殺です。)このように考えると
自家消費額=自家消費量×売電単価、
発電額=発電量×売電単価。
なお、売電中に蓄電池に充電し自家消費する際も 同様に
充電に要する費用=充電に要する電力量×売電単価
です。
厳密には、PPAとして相対で自分の発電所と単価契約をしたものが単価となります。
今回の場合は、自分の発電所とのお金のやりとりと考えるとどのような単価にしても相殺されるので売電単価は0円と仮定します。
その代わり、電力会社からの購入量を減らした=削減額としてるので特段記載のとりおりで問題ないと思っております。
とはいえ、時間帯による金額や燃調、消費税、再エネ賦課金等入れてないので厳密ではありませんが…
早速のご返答ありがとうございます。
売電単価はFIT法で定める売電単価です。
屋根の上にある自家発電所を中心に考えます。自家発電所は外(電力会社)へ売電単価で売電
し、内(自宅)へも売電単価で売電しています。自家発電所の収入は
発電額=発電量×売電単価
となります。自分の収入は自家発電所へ 自家消費分=自家消費量×売電単価 の支払いがある
ため、売電額のみです。
自家消費額の計算式
定説の自家消費額の計算式は
自家消費額=自家消費量×買電単価
これは電気料金プランに依存した計算式です。果たして妥当なのか、検証します。
条件1 電気料金プランは東電プレミアムSです。基本料金は 60A契約で 1716円、400kWhまで
定額の 9879.63円、401kWh以上は 29.58円/kWhです。
条件2 時期は 2021年5月(燃料調整費 -3.64円/kWh、再エネ賦課金 3.36円/kWh)。
条件3 買電量 280kWh、自家消費量 120kWh。
自家消費量 120kWh の電力量料金は定額料金の範囲内にあるため 0円。燃料調整費と再エネ賦課金のみとなり
自家消費額=-33円。
自家消費額がマイナスというあり得ない結果になりました。