太陽光パネルを設置するのに気を付けなければンらないことを説明します。
1.屋根に穴をあけずに設置すること
2.パネルを屋根の端まで乗せすぎないようにすること
この二点が重要です。
1.屋根に穴をあけずに設置
これは、どんなに丁寧に施工しても屋根、特に防水層に穴をあけると雨漏りのリスクが発生する確率が上がるからです。
パッキン処理等を行うから大丈夫ですと言われることもありますが、絶対にやめてください。
パネルは、30年~50年程度もちます。(発電量はもちろん下がりますが)
屋根材は、10~30年ごとに塗り替えると思いますが、その時に架台を外してやり直しますか?
やり直さない人が多いと思います。
お金もかかるし、手間も増えるからです。
途中でやり直さないでつけっぱなしで果たしてもつのでしょうか?
パッキンなどは、50年持たせるのは厳しいでしょう。
雨漏りは一度してしまうと修繕が大変で、また、家の本体自体もむしばみます。
このことを考えると屋根に穴をあけることが危ないことだかわかると思います。
ただし、大手のパネルですと補償対象外となる場合もありますので、その辺りはよく確認しましょう。
2.パネルを屋根の端まで乗せすぎないようにすること
屋根を隅まで乗せる点検時困ります。
足場を組むような大規模修繕しならばよいですが、はしごをかけて登るような場合ですと、足の踏み場がなくなります。
点検や修理の時に困ります。
毎回足場を組むのもお金がかかりますし。
また、パネルの表面はなめらかです。
このため、雪が積もると勢いよく落ちてきます。
これを不愉快に思う人、危ないと思う人がいます。
屋根材ですと大概雪止めを付けますが、パネルには雪止めがないため勢いよく雪が落ちてきます。
雪でけがや物損をしてしまうと大変ですので、きれいにみっちり屋根にパネルを載せるのはお勧めできません。
ちなみに、我が家の屋根です。
これで7.2kWのパネルが乗っております。
東西、南と空けているのがわかると思います。
点検、雪を考慮してパネルの設置を考えましょう。
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